現代は日本で昭和ブームが巻き起こっています。昭和時代の華々しい右肩上がりの世の中の雰囲気や、華美なファッションにメイク、昭和歌謡やドラマに映画などが再び注目を集めているのです。当然昭和のライフスタイルに憧れの住まいをヴィンテージ風の家に引越し住む人も居ます。町家や公団住宅に、日本家屋などをリフォームやリノベーションして住むことも多く成って居ます。
昔の昭和以前のリフォームやリノベーションは、うかつに行うことはできません。特に最近はＤＩＹと言って自分で壁や床を解体し、リフォームを自分ですることがブームであり、うかつに行う人も後を絶たないのです。なぜうかつにＤＩＹやリフォームを行ってはいけないのか、それは壁や天井に柱や外壁にある成分が含まれているためです。その成分とは、アスベストと言う素材なのです。
これは非常に微細な成分で有り、人の肺に入り込んで甚大な健康被害を及ぼすためです。そこで必ず調査分析を行ってからリフォームやＤＩＹに取り掛かる必要があります。アスベストの調査分析では、必ず検体を採取して顕微鏡や電子機器を用いて詳細に調査分析を行います。このアスベストの検体を自分で取り出す行為自体も危険であり、必ずアスベストの調査に特化した調査会社に依頼して行うべきなのです。
アスベストが発見された場合には、肺に絶対に入り込まないマスクや防護服を着て解体やリフォームを行う必要があります。解体業者に関しても、こうした物件の解体を経験したことが豊富な業者を選んだ方が賢明です。