アスベスト調査を実施しましょう

建築現場で働くことは、常に危険と隣り合わせ出る事は間違いありません。高所に上って作業したり、地下屋穴に落下してしまうことも珍しくありません。また崖などの雪崩被害に遭ってしまったり、電気が断線したり感電してしまうことさえあります。職人さんや左官業者は命がけで我々の住まいのために働いてくれているのです。

そのため雇用主は、こうした職人たちの安全に配慮し安全帯やヘルメットの着用を徹底したり、安全教育を徹底させるなどの対策を講じています。現場監督などもきちんと配置して、命やけがの危険性が無いように配慮するのです。こうした安全配慮義務が雇用主に課されることは、現代では当たり前になって居ますが高度成長期の昭和ではあまり徹底されてはいませんでした。その為人体に危険なアスベストと言う有害な建材も平気で多用されていたのです。

アスベストは鉱物の微細な繊維質であり知らぬ間に吸いこんで、長い潜伏期間のあと中皮腫や肺がんを発症します。これらの病気で命を落とした人も数えるときりがないのです。そのため現在では建物の解体やリノベーションの際に、施主や解体業者、不動産業者が必ずアスベスト調査を実施しないといけなくなっています。調査によってどの程度の量のアスベストの量や、どういった性質のものが隠れているかも明らかになります。

現代では検体を郵送するだけで簡単に調査が出来ます。偏光顕微鏡での精度の高い調査結果が得られるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です