日本の建築物でも、古い建物にはアスベストが入っていると言われています。実は、アスベストの問題は日本の問題だけでなく、世界中の問題と言えるかもしれません。この場合には、どれぐらいの建物に含まれているか問題になりますが、基本的に1950年代から60年代にかけて建築された建物はそれほど問題ないです。ただ60年代ぐらいから少しずつ増えていったことを考えると、1960年代の建物はかなり警戒した方が良いでしょう。
その後1970年代の建築物に関しては既に規制をされていたものの、後になって実は新しい素材にもアスベストが含まれていたと言われますので危険性は間違いなくあります。このようなときには、その時代に建築された建造物つまり今から50年近く前に建造された建築物に関しても分析をしっかり行い対策を立てる必要があります。分析を行う場合には、専門の会社に依頼するのが良いかもしれません。専門の会社といってもいくつかありますが具体的にはアスベストの分析を専門的に行っている会社が必ず近くにありますので、そこに依頼してみましょう。
近くにあるといっても、日本には100社ぐらいしかないため、おそらく多くは東京や大阪あるいは名古屋といった3大都市に集中しているでしょう。ただ少し遠いところでも出張してくれる可能性はありますので、まずは積極的に依頼してみることが重要になります。その結果、自分が所有する建物に含まれていないならば安心できますが、含まれている場合にはその対策を専門の会社に聞いておかなければいけません。分析に関してはやはり、十分に行い信頼できる会社に依頼することが必要になります。
そのような会社は、事前に口コミや評判を調べればわかりますので、まずは調べてみましょう。