アスベストの検査の必要性

古い建物の壁や屋根のスレート、また蒸気配管などの保温材にはアスベストという人体に危険な物質が含まれている可能性があります。アスベストは新聞などでも報じられている通り、飛散しやすく呼吸などを通じて一度人体に取り込まれると排出されることなく留まり、肺を傷つける恐ろしい物質です。このため廃棄する場合は、そのまま産業廃棄物として処分する事は許されず役所へ届け出を行い適切に処分する必要があります。保温材でカバーされた廃刊を処分する前にアスベストが含有しているか検査を行います。

分析会社に直接依頼するか撤去業者に検査を含めて一括で依頼するケースもあり、自分で依頼した方がコストをはじめとする抑える事が出来ます。検査会社が決まったら、現地を案内しサンプリング場所を説明して下さい。自分で採取する場合もありますが、サンプリング場所する時にアスベストを吸い込む危険がありますので、業者に任せた方が無難です。採取が終わり結果が判明するまで10日間程かかりますが、事前に依頼しておけば速報としてメールなどで連絡してくれる会社もあるので、確認しておきましょう。

含有していなくても検査費用は支払わなければいけませんので、準備しておくことが大切です。通常1検体だと10から15万円程度です。アスベストが含有していなければ、そのまま産廃処分して問題ありませんが、含有していれば特殊な方法で撤去する必要があるので、実績のある産廃業者を手配しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です